ラブレス
参考:https://filmarks.com/movies/74109
ロシアのアンドレイ・ズギャビンツェフ監督の2018年公開作品
ある夫婦は結婚生活に終止符をうちそれぞれのパートナーと新しい道を歩もうと、離婚協議中でした。
息子である12才のアレクセイはその事に気がついていて元気がなく、両親は自分の事や新しい恋人の事にばかり気を取られて、そんな2人の問題はどちらがアレクセイを引き取るのかという事しかありませんでした。
2人にとってお荷物になってしまっているアレクセイを、どちらも引き取る気がないのに相手の意見は責め立てては罵倒するといった喧嘩を繰り返していました。そんな中で学校に行ったはずのアレクセイが行方不明となったのだが・・・
自分達が新しい生活をする為にはアレクセイを見つけなければ進まない。身勝手な両親とそれに振り回される息子の物語の最後はどうなったのか?
様々な事をかんがえさせられる作品になっています。
プリズナーズ
参考:https://filmarks.com/movies/56658
ドゥニ・ヴィルヌーブ監督、主演をヒュー・ジャックマンが務めた2013年公開作品
父親(ヒュー・ジャックマン)の娘が突然行方不明になる所からこのストーリーは始まります。
当初最重要の容疑者と思われた容疑者は知能が低かった為に釈放されたのですが、父親のケラーは納得が行きません。娘を探す為に法を犯す事を決心した父は彼を監禁して娘の居場所を聞き出そうします。
事件の担当となった刑事ロキは、独自の調査で真相を暴こうと奔走するのですが事件は思わぬ方向へ展開します。
神を信じる者と神に背く者、この両者の戦いのドラマは最後に見る我々に問いかける。「神とはなにか」について。
言葉にし得ない何かを響かせる作品はきっと言葉にできない何かを感じることができる映画作品です。
ゴーンガール
参考:https://movies.yahoo.co.jp/movie/350277/
デヴィッド・フィンチャー監督の2014年公開作品
結婚5周年に妻が突然失踪する。当初はニックの視点で物語は進んでいき妻を探そうとするニックの姿が描かれるのだか、夫が殺したのではないかと疑われ始めます。物語はいつしか妻の視点に移り変わってゆく。
夫が妻を殺したのではなく、妻が練った策略で夫を悪い夫だと思わせる罠だった・・・という逆転の展開を見せていく。
夫が悪いのか妻が悪いのかどちらが善でどちらが悪なのかのごとく正邪の戦いの様相を呈していくのだが・・・最後の最後の展開に見るこちらをこんなにも驚かせる映画を作るデヴィット・フィンチャーという監督の才能に思わず感嘆の声を漏らしてしまうことでしょう。
物語としてもストーリーの構成といった意味でもおすすめしたい作品です。
失踪
参考:https://movies.yahoo.co.jp/movie/10008/
恋人とドライブを楽しんでいたジェフだが立ち寄ったドライブインで恋人のダイアンが失踪してしまう。
前触れもなく突然恋人が失踪してしまい、探し続けるのだが何の手がかりもなく月日だけが過ぎてしまった。生きているのか死んでいるのかすら分からないのだが、そんなある日出会ったリタという女性と付き合うようになった。
バーニーは何があったのか知りたいという欲求を持ち続けていたのだが、ある日ジェフのパソコンを見てしまったリタから別れを切り出されてしまう。そんな事もあってジェフの元恋人を探す欲求も薄れていってしまうのだが、それを許さなかったのはずっとダイアンを探しるづけるジェフを観察していた犯人だった・・・
リタの活躍がなかなか見ものなおすすめ作品となっています。